「ガンスターヒーローズ」 (セガ/トレジャー 1991年発売 メガドライブ用シューティングアクションゲーム)

基本的に銃で撃ちまくるゲームでシューティングの要素が強いが、壁にぶら下がったり、敵を投げ飛ばしたり、
スライディングをかけたりと、アクション要素もふんだんに盛り込まれている。とにかく派手で、適当に銃を乱射する
だけで敵や建物があちこちで爆発し、とても爽快。銃の種類を組み合わせる事により、様々な攻撃バリエーションが
増えて、ザコ戦やボス戦で威力を発揮する。そのザコやボスもまた個性的で、仕草が細かく、デカキャラは間接が
ぐりぐり動いて視覚的にも楽しい。不思議と、同系統のゲームはほとんど出ていないが、何らかの形でリメイクして
もらたいたい作品。


「マジカルドロップ」(データイースト  1995年稼動 対戦型パズルアクションゲーム)

「テトリス」のブレイク以来、アーケードゲーム業界はパズルゲームブームとなったが大抵は「落下型」の、
いわゆるテトリスもどきなものばかりだった。そして、そんなパズルゲームブームが一段落した頃、
マジカルドロップが発売された。マジドロはテトリスとは逆に上からブロック(ドロップ)が迫ってきて、
それを吸い込んで同じ色のドロップを繋げて消すというものだった。この「吸い込む」という独特の
システムが画期的であり、さらに「ドロップが消えている間に別のドロップを消せば連鎖として認められる」
独特のルールは今までのパズルゲームにあった「連鎖のために長い仕込みをしなければならない」という
概念を打ち破り、あれこれ思考しながらプレーするよりも、いかに指先を早く動かしてドロップを次々に
消していくかという、全く新しいプレー感覚を生み出した。システムだけでなく、キャラクターのほうも
タロットカードをモチーフにした、個性あふれるメンバーは多くの人に親しみ、受け入れられ、マジドロの
知名度の貢献に一役買った。
現在4作出ており、セガサターンなどの家庭用にも移植されている。(ただしサターンとプレステ版の「1」
だけはキャラクターがアーケード版と変わっている)
今は開発元のデータイーストがアレなので続編は望めないが、どこかのメーカーが版権を買い取ってでも
21世紀の業界に引き継いでいってもらいたい。そんな風に思うほど、システムの完成された良質作品。


「ワンダーボーイ モンスターランド」(SEGA/WESTONE 1987年稼動 アクションゲーム )

86年にアーケード用ゲームとして発売された「ワンダーボーイ」の続編にあたる作品。
とは言え、システムは大幅に変わっている。アーケード用ゲームには珍しく、RPGの概念が
取り入れられており、敵を倒すとゴールドを取得できて、武器や防具を買いそろえてステータスを
上げていく。最終的に大ボスのドラゴンを倒せばクリアなのだが、それまでの道程はまさに
山あり、谷ありで起伏にとんだステージ構成になっている。しかし敵の配置や強さのバランスが
非常に良く、(アーケードゲームとしては珍しく)理不尽な難しさがなく、テンポよく進めるのが
プレイしていて非常に楽しい。世界観もいわゆる「剣と魔法の世界」で、当時は「ドラゴンクエスト」が
ブレイクし始めていた時期なのでとっつきやすく、見た目もコミカルなのでギャラリーとしても
楽しめた。1プレー時間が長いので(上手にやれば30分以上できる)オペレーターにとっては
面白くない作品かもしれないが、このようなRPG風のアーケードゲームは他に類似したものがなく、
プレイヤー達は揃ってやりこみ、ボス敵の有効な攻略法をあみだしたり、隠しコインの場所などを
見つけだしていった。
もう発売から10年以上経っているが、今でも置いてあるゲームセンターで人のプレーを見て
いると、大抵みんな、隠しコインの場所や裏技などを知っている。それだけ、いつまでたっても
忘れない、思い出深い作品になっているのだろうと思われる作品。


「スペースハリアー」 1987年稼働 セガ 3Dシューティングゲーム。

今でこそ3D視点によるゲームは数多く出ているが、80年代はポリゴンなどもなく、
2D視点によるゲームが大半だった。そんな中、左右だけでなく、奥行きのある世界を持った
「スペースハリアー」はとても珍しいゲームだった。何せ最初、米粒のような大きの敵が
段々でかくなってプレイヤーに迫ってくるのだから。
その迫力に、思わずゲームなのに自分の体まで避けようと動かしてしまう。
主人公のハリアーは超能力者で宙に浮いて移動するのだが、ふと地面をみると
もの凄いスピードで進んでいることがわかる。そんな中で敵やミサイル、障害物が次々と
画面の奥から現れる。この感覚に多くのプレイヤーが魅了されていった。
長い胴体をくねらせて炎を吐くドラゴンの攻撃をかわしつつ、必殺のショットを撃ち込む。
このゲームは基本的にヒット&アウェイである。一定の場所でぼうっとしていると
あっと言う間に弾が飛んできてやられてしまう。非常にスピード感あふれたゲームなのだ。
ポリゴンもなく、ドット絵だけでこの感覚を作り出したスペハリは、残念ながら
家庭用ゲーム機で完全に再現することはできなかった。人気ゲーム故に、セガハード
のみならず、ファミコン、PCエンジン、パソコンにまで移植された。そして人気ゲーム故に
その不完全な移植度にユーザー達は歯がゆい思いをした。
それから10数年、スペハリは完全移植された。アーケードそのままの感覚。
ただしその頃はゲームの開発技術自体がかなり発展しているので、
スペハリより迫力のあるゲームは山ほどある。むしろ、折角「完全移植」されたのに
それらのゲームから見ると陳腐に見えるかも知れない。
でもユーザー達は喜んで買った。面白いから。良質なゲームは時間が経っても
面白さは変わらない。あの時、ゲーセンでプレーしてた感覚と全く変わらない
世界が目の前にある。スペースハリアーが多くのプレイヤーを魅了した
良質ゲームであることはこの先、いつまで経っても変わらない。


「ザ・キング・オブ・ファイターズ」   1994年シリーズ開始 SNK 対戦格闘ゲーム。
1994年に登場して以来、人気の低迷から続編が出なかったり、
会社の倒産で打ち切りとなった餓狼や龍虎シリーズを尻目に
今でもしぶとく継続しているSNKの看板タイトル。
その知名度はSNKを飛び越えて(実際に2001〜2002辺りで本当に
飛び越えてしまったが)格闘ゲームの代名詞といっても過言ではないだろう。

過去のSNKのヒーロー達が集うドリームマッチ、3VS3のチームバトル、
そして、新たに登場して今やSNKの顔となった草薙京と日本神話を
骨格としたストーリー展開は、餓狼伝説〜龍虎の拳(ついでに風雲)で
完成した世代を受け継ぐ世界観を破壊しつつもパラレルワールドとして
新たなる世界観を確立してKOF人気に拍車をかけていった。

テリーと リョウが同世代なのに違和感を覚えたが、割り切ってしまえば
複数の看板タイトルの格闘家達がぶつかり合うシチュエーションは非常に燃えた。

音楽もまた名曲揃いで、3人1組という設定ながら各チームの
イメージがよく伝わってきた。今でも時々脳内で再生されることがある。
94ブラジルチーム
94ルガール・バーンシュタイン戦
96主人公チーム
96龍虎チーム
96ゲーニッツ戦
97オロチチーム
98おやじチームetc...

キャラが多い分格ゲーとしてのバランスが大変で、名作と呼ばれる98と2002以外は
粗も目立つが、素晴らしいBGMや魅力的なキャラクターが触って楽しい作品となっている。


「ワールドヒーローズ」 1992年シリーズ開始 対戦格闘 アルファ電子(ADK)

2D格闘ゲームが一大人気となった時代に颯爽と登場したこのゲーム。

盗作ギリギリの必殺技や台詞。
個性的過ぎる色物キャラ。
デスマッチ、飛び道具跳ね返しなど野心溢れるシステム。

数多くの格ゲーが乱立した時代に、インパクトの強さという意味では
この作品を超えるものはなかったであろう。
自分もまた、このゲームの強烈な魅力に取り付かれ、2作目のWH2では
ネオジオロム版を新品で買って全キャラ制覇するほどにやりこんだ。

この時代、操作感やバランスがお粗末な格ゲーも数多く出たが
ワールドヒーローズは荒削りな部分も確かにあったものの、キャラを
動かしているだけでも楽しい賑やかなゲームだった。

今は類似ゲームを出しただけですぐに訴えられてしまう時代だが、
もっと寛容であればこのような愛すべきB級ゲームが他にもたくさん
生まれていたかもしれない。

気絶時の場外コール、試合終了時のゴング、体力ゲージ下の字幕などの
細かいギミックもまた好きだった。


「ファンタシースター」 1987年シリーズ開始 セガ RPG

日本を代表するコマンドバトル型RPGと言えば…ドラゴンクエスト、又は
ファイナルファンタジーと答える人が殆どだろう。
だが自分は胸を張って答える。「ファンタシースター」と。

3つの惑星を行き来するSFな世界観、アニメーションする敵、滑らかに
スクロールする3Dダンジョンと、当時のRPGの水準を遥かに凌駕しながら
何故かメッセージ表記は全てカタカナなのがグハァッ!だった初代。

更に深まったSF設定、今でも不動の人気を誇る悲劇のヒロイン・ネイの登場、
あまりにも衝撃的なエンディングなど、斬新な内容盛りだくさんながら
ダンジョンマップが異様に意地悪でバランスが悪くてゲハァッ!だったII。

親子3代に渡る大河ドラマな展開、結婚により分岐するストーリーと主人公、
果てしない宇宙を彷徨うスペースコロニーという壮大な世界観ながら
開発期間一年未満で作り込みの粗さが目立ってお粗末な出来にガハァッ!だったIII。

シリーズ集大性。I〜IIIまでのストーリー、設定を補完し、大団円を迎えた。
でもシステム的には殆ど進歩してないIV。

…いや、確かにこう振り返ってもDQやFFにはどうあがいても勝てない要素や
贔屓目に見てもクソっぽい部分も確かにあるんだけど…何て言うか、
出来の悪い子ほど可愛いというか…、でもキラリと光る部分もたくさん持っていた のもまた事実。
Iの3Dダンジョンは今見ても凄いし、IIの敵アニメーションも 凄く凝ってる。
IIIはBGMが神曲揃いだし、IVはバランスが良いので何度でも遊べる。

そして脈々と培った世界観は後に「ファンタシースターオンライン」で 見事に昇華した。


「黒ノ十三」 (1996年発売 トンキンハウス サウンドノベル)
長いのでこちら


以降は当HPを訪れた皆様が教えてくれた良質ゲームです。
皆さん、どうもありがとうございます。また面白い作品があったら教えてくださいね。


<あ行>
エアロダンシング(DC)/sino-p様
エターナルレジェンド(GG)/MAX様、
弟切草(SFC)/管理人
宇宙戦艦ヤマト(PS)/カミー様
OMEGA BOOST(PS)/sino-p様

<か行>
ガングリフォン(SS)/だいすけ様
カルドセプト(SS)/さる様
月花霧幻(SS)/SEAS様

<さ行>
シャドウタワー(PS)/しょう様
修羅の門(MD)/あんり様
新鬼ヶ島(FC)/あんり様
新創世紀ラグナセンティ(MD)/SEAS様
スリルドライブ(AC)/sini-p様
聖剣伝説2(SFC)/神無月瑠奈様
THE ATLAS(PC)/安いシンジ様
ゼビウス(FC)/KURO様
スカイキッド(FC)/KURO様
ソロモンの鍵(FC)/BONY様

<た行>
対戦とっかえ玉(AC)/店員倍損様
天使の歌2〜堕天使の選択〜(PC-E)/SEAS様
ドラゴンフォース(SS)/だいすけ様

<な行>
NiGHTS(SS)/のりまき様
ナイトトラップ(MCD)/sino-p様
猫侍(PS)/おざきち様

<は行>
バーチャレーシング(AC)/sino-p様
バーニングレンジャー(SS)/sino-p様
ブラックマトリクス(SS)/HI☆マーク様
ファイティングレイアー(AC)/HIDDY様
ファイナルファンタジー3(FC)/にむ様
ポップンミュージック(AC)/管理人
バイオ戦士DAN(FC)/にむ様

<ま行>
マジカルドロップ(AC)/神無月瑠奈様
街(SS)/feat.PARANOIA様
魔界塔士SaGa(GB)/にむ様
メタルスラッグ(AC)/管理人
モンスターワールド4(MD)/管理人
MOTHER(FC)/KURO様
マイティボンジャック(FC)/KURO様

<や行>
妖怪道中記(FC)/KURO様
夢見館の物語(MCD)/管理人

<ら行>
ランドストーカー(MD)/しょう様、55shogi様
リトルマジック(FC)/だいすけ様
立体忍者活劇 天誅(PS)/さてらいと様

<わ行>
ワイルドアームズ(PS)/KURO様


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